NSKeyedUnarchiverクラス
解説
継承 | NSObject |
準拠 | NSObject (NSObject) |
フレームワーク | /System/Library/Frameworks/Foundation.framework |
使用可能 | OS X v10.2以降 |
iOS 2.0以降 | |
定義 | NSKeyedArchiver.h |
概要
アーカイブされたデータからオブジェクトを作るクラスです。
キー付きアンアーカイブの初期化
アーカイブデータからキー付きアンアーカイブオブジェクト(NSKeyedUnarchiver)を初期化するには、allocで作成した後(– initForReadingWithData)メソッドを使用します。
データをアンアーカイブ
データからアンアーカイブしてオブジェクトを返すには(+ unarchiveObjectWithData)メソッドを使用します。アーカイブされたデータのファイルからアンアーカイブしてオブジェクトを返すには(+ unarchiveObjectWithFile)メソッドを使用します。
データの復号化
アーカイブデータに指定したキーが含まれるかどうかを取得するには(– containsValueForKey)メソッドを使用します。
指定したキーのデータをBOOL値にデコードするには(– decodeBoolForKey)メソッドを使用します。
指定したキーのデータをバイト列にデコードするには(– decodeBytesForKey:returnedLength)メソッドを使用します。
指定したキーのデータをdouble値にデコードするには(– decodeDoubleForKey)メソッドを使用します。
指定したキーのデータをfloat値にデコードするには(– decodeFloatForKey)メソッドを使用します。
指定したキーのデータをint値にデコードするには(– decodeIntForKey)メソッドを使用します。
指定したキーのデータをint32値にデコードするには(– decodeInt32ForKey)メソッドを使用します。
指定したキーのデータをint64にデコードするには(– decodeInt64ForKey)メソッドを使用します。
指定したキーのデータをオブジェクトにデコードするには(– decodeObjectForKey)メソッドを使用します。
デコードを終了する際に使用するメソッドは(– finishDecoding)です。
デリゲートの管理
デリゲートを取得するのは(– delegate)メソッドを、セットするには(– setDelegate)メソッドを使用します。デリゲートオブジェクトはNSKeyedArchiverDelegateプロトコルに準拠することが必要です。
クラス名の管理
指定のクラス名の代わりに別のクラスでマッピングして使用するために(+ setClass:forClassName)メソッドを使用します。クラス名を変更した場合などに使用します。指定したクラス名の代わりのクラスを取得するには(+ classForClassName)メソッドを使用します。上記のクラスメソッドの他にインスタンスメソッド(– setClass:forClassName)(– classForClassName)もあります。
NSKeyedArchiver/NSKeyedUnarchiverを使用したサンプルはNSKeyedArchiverの項にあります。
適合するプロトコル
メソッド
キー付きアーカイバーの初期化
データのアンアーカイビング
データのデコード
– containsValueForKey
– decodeBoolForKey
– decodeBytesForKey:returnedLength
– decodeDoubleForKey
– decodeFloatForKey
– decodeIntForKey
– decodeInt32ForKey
– decodeInt64ForKey
– decodeObjectForKey
– finishDecoding
デリゲートの管理
サブクラス化の注意