macOS/iOS API解説

iOS , Mac アプリケーション開発のために使われる主要フレームワークの日本語情報です。2010年代に書かれた内容です。今後更新はありません。

目次

NSFileCoordinatorクラス

INDEX>Foundation>

apple(OS X)
apple(iOS)

解説

NSFileCoordinator クラスは 、同じプロセス内で複数のプロセスとオブジェクトの間でファイルやディレクトリの読み取りと書き込みを調整します。

継承 NSObject
準拠 NSObject (NSObject)
フレームワーク /System/Library/Frameworks/Foundation.framework
使用可能 OS X 10.7以降
iOS 5.0以降
定義 NSFileCoordinator.h

概要

NSFileCoordinator クラスは 、同じプロセス内で複数のプロセスとオブジェクトの間でファイルやディレクトリの読み取りと書き込みを調整します。

同じプロセス内で複数のプロセスとオブジェクト間のファイルおよびディレクトリの読み込みと書き込みを調整します。

ファイルコーディネーターの初期化

指定したファイルプレゼンター準拠のクラスを使用してファイルコーディネーターオブジェクトを初期化するには(– initWithFilePresenter)メソッドを使用します。
UIDocumentがNSFilePresenterプロトコル準拠なので使用することができます。

ファイルプレゼンターの管理

通知を受けることができるようにファイルプレゼンタープロトコル準拠のオブジェクトを登録するには(+ addFilePresenter: )メソッドを使用します。登録を解除するには(+ removeFilePresenter )メソッドを使用します。
現在登録されているファイルプレゼンタープロトコル準拠のオブジェクトを含む配列を返すには(+ filePresenters)メソッドを使用します。

ファイル操作のコーディネート

オプションを使用して単一のファイルまたはディレクトリの読み取り操作を開始するには(– coordinateReadingItemAtURL:options:error:byAccessor)メソッドを使用します。書き込み操作をするには(– coordinateWritingItemAtURL:options:error:byAccessor)メソッドを使用します。

フォローアップの書き込み操作を格納する読み取り操作を開始します。
– coordinateReadingItemAtURL:options:writingItemAtURL:options:error:byAccessor

二次の書き込み動作を伴う書き込み操作を開始します。
– coordinateWritingItemAtURL:options:writingItemAtURL:options:error:byAccessor

単一のパッチ操作で複数のファイルを読み書きするための準備を行います。
– prepareForReadingItemsAtURLs:options:writingItemsAtURLs:options:error:byAccessor

ファイルまたはディレクトリの場所が変更されたこと、関連するファイルのプレゼンターに通知します。
– itemAtURL:didMoveToURL

任意のアクティブなファイルの調子の呼び出しをキャンセルします。
– cancel


定数


サブクラス化の注意