macOS/iOS API解説

iOS , Mac アプリケーション開発のために使われる主要フレームワークの日本語情報です。2010年代に書かれた内容です。今後更新はありません。

目次

カラースペース(color space)

カラースペース、日本語では色空間として表現されます。

RGB

Red,Green,Blueの要素で構成される。
光の三原色(Red,Green,Blue)の要素で、数値が大きくなるほど光の量が多くなり、白に近づく。
Web系では00〜FFという表現が多いけれど、Cocoaでは0.0〜1.0の表現。

CMYK

Cyan,Magenta,Yellow,Blackの要素で構成される
主に印刷で使われる。
色の三原色と呼ばれる赤、青、黄を混ぜると黒になるので、Black要素は本来必要ないはずなのだけれど、CMY要素を黒に置き換えることで、インキ代が安く済むのでK要素がある。
BlackだからBじゃないのか!という意見もあるがBlueと間違うのでKまたはBkと表現していることが多い。

CMYカラースペースでの表現は数値で行われるが、インキで印刷を行う場合、CMYそれぞれメーカーにより色が違う(同じインキ膜厚で印刷しても計測したLab値が違う)ので注意が必要。

HSB

色相(hue)・彩度(saturation)・明度(brightness)で表される。
Cocoaではこれに透明度(alpha)値を加える

Lab

B/W