macOS/iOS API解説

iOS , Mac アプリケーション開発のために使われる主要フレームワークの日本語情報です。2010年代に書かれた内容です。今後更新はありません。

目次

initWithImage:foregroundColorHint:backgroundColorHint:hotSpot:

任意の画像でカーソルを作って返します
-(id)initWithImage:(NSImage *)newImage:
            foregroundColorHint:(NSColor *)fg:
            backgroundColorHint:(NSColor *)bg:
            hotSpot:(NSPoint)hotSpot:

解説

任意の画像でカーソルを作って返します。
画像(newImage)は16×16ピクセルでないといけません(アルファがあっても良いです。)
前景色と背景色は、現在無視されます。(10.1)

返り値

( id )

カーソル

引数

( NSImage * )newImage

カーソルにする画像

( NSColor * )fg

フォアグラウンドカラー

( NSColor * )bg

背景色

( NSPoint )hotSpot

ホットスポットのポイント

フレームワーク

ApplicationKit

クラス

NSCursor

Instance Methods

使用可能

10.0

参照

- initWithImage:hotSpot:

例文

//Imageを作る
        NSImage      *img;     
        static NSCursor *cur = nil;
//NSImageを作ってファイルから読み込む
        img = [NSImage imageNamed: @"cuimage" ];
        cur = [[NSCursor allocWithZone:[self zone]] 
                            initWithImage:img 
                            foregroundColorHint:[NSColor redColor]
                            backgroundColorHint:[NSColor greenColor]
                            hotSpot:NSMakePoint(2.0,2.0)
                            ];

        [cur set];