NSFileWrapperクラス
INDEX>Foundation>NSFileWrapper
解説
継承 | NSObject |
準拠 | NSObject (NSObject) |
フレームワーク | /System/Library/Frameworks/Foundation.framework |
使用可能 | iOS 4.0以降 |
定義 | NSFileWrapper.h |
概要
初期化
allocで作成してURLとオプション・エラーオブジェクトでファイルラッパーを初期化するには(– initWithURL:options:error)メソッドを使用します。
ファイルラッパーの一覧からディレクトリファイルラッパーとして初期化するには(– initDirectoryWithFileWrappers)メソッドを使用します。引数には辞書を与えます。辞書は値としてファイルラッパー、キーとしてファイル名(referred name)が入ります。
正規ファイルのファイルラッパーとしてレシーバを初期化するには(– initRegularFileWithContents)メソッドを使用します。
シンボリックリンクファイルラッパーとして初期化するには(– initSymbolicLinkWithDestinationURL)メソッドを使用します。引数は宛先のURLです。
指定したシリアルかデータから正規ファイルのファイルラッパーとしてレシーバーを初期化します。
– initWithSerializedRepresentation
ファイルラッパのクエリ
レシーバは通常ファイルかどうかを調べるには(– isRegularFile)メソッドを使用します。
レシーバはディレクトリファイルラッパーかどうかを調べるには(– isDirectory)メソッドを使用します。レシーバはシンボリックファイルラッパーかを調べるには(– isSymbolicLink)メソッドを使用します。
ファイルラッパ情報へのアクセス
ディレクトリファイルラッパーが含むファイルラッパーを返す。
– fileWrappers
レシーバーに子ファイルラッパーを追加します。レシーバーはディレクトリファイルラッパーで無ければなりません。
– addFileWrapper
レシーバーから子ファイルラッパーを削除します。ディレクトリファイルラッパーである必要があります。
– removeFileWrapper
指定のファイルラッパーを作り、レシーバーに追加する。レシーバーはディレクトリファイルラッパーでなければなりません。
– addRegularFileWithContents:preferredFilename
識別するためにディレクトリによって使用される辞書のキーを返します。
– keyForFileWrapper
レシーバによって参照されるURLを返します。レシーバーはシンボリックリンクファイルラッパーでなければならない。
– symbolicLinkDestinationURL
ファイルラッパーのアップデート
ファイルラッパーの内容はディレクトリ、通常ファイル、またはディスク上のシンボリックリンクと一致するかを返します。
– matchesContentsOfURL
再帰的にディスク上の指定した場所からファイルラッパーの内容全体を再読込します。
– readFromURL:options:error
シリアライズ
ファイルラッパーの内容を返します。
– serializedRepresentation
ファイルにアクセス
ファイル名を取得するには(– filename)メソッドを使用します。ファイル名をセットするには(– setFilename)メソッドを使用します。
ファイルの優先名を取得するには(– preferredFilename)メソッドを使用します。優先名をセットするには(– setPreferredFilename)メソッドを使用します。ファイルラッパのファイル属性を取得するには(– fileAttributes)メソッドを使用します。ファイル属性をセットするには(– setFileAttributes)メソッドを使用します。ファイル属性は辞書(NSDictionary)で渡します。
ファイルの内容をデータで取得するには(– regularFileContents)メソッドを使用します。
ファイルの書き込み
再帰的に指定されたファイルシステムのURLにファイルラッパーの全体の内容を書き込みます。
– writeToURL:options:originalContentsURL:error
定数